えんだより 2月

お知らせ

「箱根駅伝優勝 感謝の祈りから」

 

 正月の風物詩の一つとなった箱根駅伝。正式名称は東京箱根間往復大学駅伝競走と呼び、来年95回目を迎えます。出場した約20校の選手たちが109.6キロを二日間に渡って、往路・復路と走る姿には、それぞれに素晴らしいドラマが展開され、勝ち負けに関係なく、沢山の感動を頂きました。特に青山学院が総合優勝四連覇を果たしたその夜の祝勝会で大学付牧師(チャプレン)が祈った祈りに感銘を受けました。「青山学院の真の創設者であり、礎であるイエス・キリストの天の父なる神さま。…苦しくなかった選手はいません。一人もいません。皆、困難な中、苦しい中、全力で走りました。多くの方々が、選手たちの走りに励まされたことと思います。…陸上競技部で共に歩んできた、そして共に走ってきたものの、(競技に出て)走ることが許されなかったメンバーたちを覚えます。彼らも選手たちと同じ心でこの箱根駅伝を戦いました。神さま、あなたが私たちのことを、その心の喜びも、痛みも、悲しみも、辛さも、悔しさも、絶望感もすべてご存知でいてくださることに感謝致します。また他大学の陸上競技部のために祈ります。彼らも、同じように練習を積み、この晴れの舞台に備えて来られました。正々堂々と全力で走りました。私たちはその走りを目の当たりにしました。どうか彼らにもあなたが豊かに報いて下さいますように…」。これは抜粋ですが、この祈りは、単に青山学院の優勝を祝う祈りでなく、他者と共に歩む大切さを忘れない祈りが、四連覇を果たした今の青山学院陸上部の強いチームワークの背後にある目に見えない力となっていることを知りました。

私たちの人生を聖書はレースに譬えます(コリント一9:24)。人生の長いレースをゆっくり走りと出した園児たちが、この祈りに込められたように、優勝しスポットが当たることだけが全てではないこと、そして何よりも子ども達が、全力を尽くすことを見ておられる神がおられることを知って、それぞれのペースで走る喜び(生きる喜び)を経験し、天のゴールを目指して欲しいと願っています。

園長: 友納靖史