6月 えんだより 巻頭言

お知らせ

めぐみ幼稚園創立50周年のお祝いの準備が少しずつ始まっています。この原稿を書いている日、キリスト教保育連盟年次総会講演会へ参加し、今から175年前のドイツにおいて、幼児期にこそ大人が心をこめて関わることの大切さを訴え、近代における最初の幼稚園を設立したF.フレーベルの歩みを学ぶ機会がありました。当時の権威主義的な父性的教育から母性的な個々人を重んじる教育への転換は当時の社会の中で実に大きな確執を生じさせたようです。時代が変わっても変わらない大切なことは、幼児期にこそ子どもたちが神に与えられた力を信じて、忍耐強く丁寧に関わり続けることの大変さと大切さを、社会も個々人も心に留めることのようです。今月の暗唱聖句は「何事も愛をもって行いなさい」です。めぐみ幼稚園にとってこの大きな節目の年に、毎年行っているバザーや、特別に行う記念式典などの行事に追われることなく、何よりも大切な「子ども」一人一人に丁寧に関わることを園に携わる保育者が神さまから語られているように思います。今月の子どもたちの暗唱聖句を私も一年間を通じて心に刻んで歩みたいと願っています。

園長:友納靖史